みどり市にて給水の引き込み工事と、浄化槽の設置工事の依頼を受けました。

給水引込工事着工前です。隣に水路があるのでそこも考慮しながら、進めないといけませんね。

舗装を切断していきます。今回は一級市道のため、舗装が20cmあるため自社の手押しカッターでは、刃が届かないため、カッター屋さんに依頼しました。カッター屋さんでも苦戦するぐらい、厚かったようです。

機械にて、掘削していきます。一級市道のため、かなり転圧されており、非常に硬い路盤でした。2トンクラスのバックホーで掘るのが少し厳しいぐらいの硬さでした。

掘削完了です。本管が出てきました。Φ150DIP-GXになります。

宅内に引き込むために、サドル分水栓を取り付けていきます。

サドル分水栓の耐圧試験を行います。0.74Mpaかけます。かける圧力と時間は、各自治体によって規定があります。

次に穿孔していきます。ここでパイプに穴を開けていきます。

穿孔後に切り粉などを含んだ水を近くの排水口に排水します。

次に密着コアを挿入します。GXなど鋳鉄管は必ず挿入するものです。

次に静水圧を測定します。静水圧とは、本管に流れている水圧のことをいいます。

次にメーターからサドル分水栓までの耐圧試験をします。

サドル分水栓にスリーブをかけ配管完了となります。

山砂を埋め戻し、プレートを使い、転圧します。

識別マーカーをサドル分水栓の上に埋設します。この作業は、自治体によっては不要な自治体もあります。

次に埋設シートを設置します。この作業はすべての自治体で行います。

次に砕石一層目を埋め戻し、タンピングランマーで転圧していきます。

二層目の砕石を埋め戻し、転圧していきます。

次に路盤となる粒状砕石を埋め戻します。

最後に仮舗装をかけ終了となります。自治体によって本舗装ができる時期が異なるため、本舗装可能時期になりましたら、本舗装をします。

後日浄化槽の設置工事となります。機械で掘削していきます。

掘削が完了しました。もともと扇状地だったためか、2トンダンプに2台ほど大きな岩が混じった残土が出ました。

今回設置する浄化槽は、フジクリーンCA-5型です。

浄化槽の底盤を入れる前に基礎砕石を敷き均しします。

次に、敷き均しした、砕石をプレートで転圧していきます。

次に底盤を敷設します。コンクリートを打設することもあるのですが、今回は、底盤で行いました。ここで水平が取れないと浄化槽が傾いて設置されてしまうため、慎重に水平を出します。

次に浄化槽を設置していきます。先程底盤がしっかり水平が取れたため、浄化槽を水平に設置することができました。

埋め戻ししていきます。発生残土の岩を除いたきれいなところを使い埋め戻していきます。

水締めしていきます。水締めしないと埋めたところが下がってしまうことがあるため、少し多めに水をまきます。

次にVPパイプを使いブロワーまでの配管していきます。

ブロワーの配管が完了しました。給水管との違いがわかりやすいようにVP管で配管しました。

砕石を撒きプレートで転圧し、完成です。今回はお客様が、駐車場にするためコンクリートを打設するとのことでしたので、スラブコンクリートは打設せず、完成となりました。株式会社ヤマザキ設備では、蛇口の交換から、水道の引込工事、浄化槽設置工事まで多様な工事を行っております。水回りのことでお困りのことがありましたら、ご気軽にご相談ください。